2017.01.29黒×蘇芳
(※性的な表現が含まれますので18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい)
ゆっくりと、ゆっくりとボクは腰を下ろしていく。
ボクが舐めてしゃぶって大きく固くなった黒(ヘイ)のアレが、ボクのあそこを引き裂いて、満たしていく。
痛くて、苦しい。
それなのにボクは意地を張って、涙目で黒にしがみ付いて、もう無理と思うまで腰を深く下ろした。
「………っぁ……は……っ」
痛みを紛らわそうと何度も浅く呼吸をする。
黒はボクの背を撫でて、囁いた。
「痛いか?無理をするな、蘇芳」
優しい声。その声に名を呼ばれただけで胸の奥が熱くなった。


――あの時みたいに、ボクの名前、呼んで欲しい。

――……俺はお前の事しか知らない。コピーも何も……俺にとっての蘇芳はお前だ、蘇芳。


そう言ってくれた黒に、涙が止まらなかった。どうしてこんな気持ちになるのかも分からなかった。
寝て起きて、まだ朝陽は昇ってなくて、ソファーで開いた窓から月を見ている黒におずおずと近づけば、
「どうした?蘇芳」
と声をかけてくれる。
ボクは、何も考えずに黒に抱きついた。
……ああそうだ、これは『好き』という気持ち。ニカがターニャに告白してOKを貰って舞い上がって喜んでいた、あの時と同じ気持ち。
ボクは……黒が、この大酒のみの暴力ふるうろくでなしの男が、好きなんだ。
勝手に体が動いて、黒の唇に自分の唇を近づける。
目を閉じて思い切って、キスをした。
怒られるだろうかと思ったのに、黒は動かず、何も言わず、黒の唇を舐めたり、吸ったりしているボクにされるがままだった。
暫くして息継ぎのために顔を離せば、突然ソファーに押し倒される。
今度こそ怒られると思ったボクが咄嗟に目を閉じて体を竦ませたら、服の下から、黒の手がボクの体を撫で回した。
「……え……?」
そして、気付いたときには黒のほうからキスをされていた。
手で顎を開かされて、ぬるりと何かが侵入ってくる。
口の中も舌も舐められて、好き勝手に蠢くそれが黒の舌だと気付く。
その間も黒の手がボクの服を脱がせていく。
下着まで脱がされて、太腿の内側を滑るように撫でさすられて、くすぐったさと、言葉に出来ない恐怖で足を閉じようとしたら、黒が小さな声で言った。
「嫌なら、今のうちに言え。この先は、途中では止められない。誘ったのはお前からだろう」
「……さ、さそった……?ボクが……?」
抱きついたのもキスしたのも自分なのに、ボクは頭が真っ白になっていた。
「ああ」
「………あ、あの……何を、するの?」
「これから分かる」
「……………ボクは……黒が好き、だから……」
「…………」
「だから……黒のしたいことを、して欲しい………」
具体的な知識が無いボクも、おぼろげに、黒が何をしようとしているのかがわかる。
それが、恋人同士がすることだということも。
「……わかった」
再び黒の顔が近づいて、短いキスをされてから、やんわりと抱きしめられる。
「……黒?」
「俺も……お前を好きだ」
「え?」
耳を疑って、聞き返すボクに、黒はさらに言う。

「何も考えなくていい。体の力を抜いて……俺に全てを委ねろ、蘇芳」
2017/01/29(12:01) | Comment:0
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